筍ご飯

9月下旬、利平栗が出回るようになると必ず秋に2-3回は作ります。
利平栗は天津甘栗と日本栗を交配した品種で甘みがあるのが特徴です。利平栗が手に入らなくても、やはり秋は栗ご飯ですよね。栗の皮をむくのが手間ですが、慣れればコツがつかめます。
【材料】(2-3人分)
栗(できれば利平栗)12個から15個くらい、もち米、米、
だし汁、(A)塩小さじ1、薄口しょうゆ小さじ1、みりん大さじ2、酒大さじ2
①栗はお湯を沸かして沸騰したら火を止め、蓋をして30分くらいつけておく。そうしておくと、鬼皮は簡単に剥けます。30分たったら、おしりの部分を包丁で3㎜くらい切り落とし、そこから包丁を入れて鬼皮を引きはがすように剥くと簡単に皮が取れます。
②渋皮をむくには、栗の底から側面をぐるりと包丁で皮を取り、その後、前面と後面を剥いていきます。おおざっぱに剥いて、その後細かい皮の残りを削り取ります。半分に割っても、後で食べやすいので虫食いなどがあれば、その部分を取り除いて、半分か1個分の大きさに剥きます。
③米はもち米を1/3くらい混ぜて2合分をボールでといで、ざるに入れて30分くらい置いておく
だし汁、(A)を含めて2合分となるように鍋に入れて、そこに③の米を入れる。
④米の上に栗を乗せて炊く。
⑤まずは中火から強火の間くらい(強くするほどおこげができるが、強すぎるとかなり焦げ付くので注意)で7分から8分加熱する。
⑥蒸気が勢いよく噴き出してから1分程度そのままにして、その後、とろ火に落とす。
⑦とろ火で10分炊き、火を止めてからさらに10分蒸らしたらできあがり。
